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自然の宝庫、飛火野は奈良公園の穴場スポット

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飛火野は、街中の自然の宝庫


奈良といえば鹿のイメージで、興福寺や東大寺には鹿せんべいをねだる鹿も多くいますが、今回はそんな観光地のど真ん中にある奈良公園内の穴場、飛火野を紹介します。

鹿との距離が近い観光スポットももちろん良いのですが、飛火野は鹿が自然に戯れている感じのエリアです。

カメラ片手の外国人や敷物を広げてくつろぐ地元の人、たこ揚げをする子供など、自分で遊びを見つけられる場所で、子供さんの情操教育としてもぴったりです。

芝生広場は奥深くへ続いていますが、車道とは繋がっていないので、小さなお子様でも安心して遊べます

ここは鹿の楽園?

<画像:飛火野>

飛火野は、春日大社の境内地で、かつて皇族や貴族が和歌を詠んだり月を愛でたりして遊んでいたエリアで、1300年が経った今もその景観はほとんど変わっていないと言われています。

興福寺、東大寺、春日大社などはいつも大勢の人が溢れていますが、すこし離れたこの飛火野の地は、とても静かで立ち寄る人も少なく、閑散としています。

季節、時間帯を問わず鹿がいるので、デートでも家族連れでも楽しめます。

敷地内では、車いすの方が大自然や鹿を眺めている光景もよく見かけるので、癒しを求める人には特におすすめです。

広場なのでペットも大丈夫ですが、鹿が驚かないようにしてあげてくださいね。


飛火野付近の駐車場といえば夢風ひろばに60台、春日大社に100台、高畑町の円山駐車場に20台、他にも小規模な駐車場が点在しています。

付近のすべての駐車場が有料で、一日800円から1000円ほどです。

しかし全体的な収容台数は観光客の数に比べて不足しており、出来れば電車・バスがおすすめです。

電車なら近鉄奈良駅、JR奈良駅からいずれも20分程度で、バスなら春日大社表参道バス停からすぐです。

駅から徒歩の場合は、春日大社の参道をまっすぐ歩くと右側に大きな芝生広場が見えてきます。

飛火野内にはトイレがありませんが、参道を挟んだすぐのところに観光トイレがあります。

まさに観光スポットの合間といった感じで、いつもすいています。
飛火野のいいところは、自然あふれる景観です。

電柱やコンクリートなど、近代的な人工物が何も見えない空間は、遠い昔へタイムスリップしたかのような感覚になり、また開放感からくる空の広さも特筆ものです。

芝生広場ですが、ベンチがないので、敷物だけは必須です。

飛火野の藤

<画像:飛火野>

春日大社といえば藤が有名ですが、境内や萬葉植物園の藤はシーズンになると大変混雑します。

その点、飛火野には野生の山藤が茂っており、藤棚のような迫力にはやや欠けますが、写生、写真撮影などがゆったりと自由にできます。

また、夏季と冬季の朝には、飛火野名物の鹿寄せが行われます。

奈良の鹿愛護会のスタッフがホルンを吹くと、鹿が四方八方から全速力でやってくる愛らしさは最高です。

少しだけ足を延ばして

<画像:飛火野>

芝生広場なので、お弁当を食べるのも良いのですが、奈良らしい食事処が付近にあるので、そちらもおすすめです。

まず一つ目は飛火野から徒歩すぐのところにある、鶴の茶屋です。

こちらの名物は大仏うどんで、大仏さんの顔が描かれたあげの中からカレーが溶け出すユニークなものです。

こちらにはジビエを使った猪まんやバラエティーに富んだソフトクリームも売っています。

もう一つは春日大社の参道の、春日荷茶屋です。

鶴の茶屋の庶民的な雰囲気と打って変わって風情満点で、格式の高さも感じられる和風の茶屋です。こちらの名物は毎月内容が変化する奈良名物茶粥です。

まとめ

飛火野は景色が良いので、何時間でもゆったりと過ごせます。
観光地巡りの休憩としてもぴったりです。

夏場はバンビが多くて見ていて楽しいのですが、日差しを遮るものが少ないので、長時間居られないのが難点です。

また冬の朝は鹿の吐く息が白く、神々しさを感じられます。やや疲れているときに行くとリフレッシュできます。個人的な評価は4です。

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