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意外と知られていない?法隆寺の穴場スポット

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法隆寺は日本初の世界文化遺産

1993年、日本で最初にユネスコの世界文化遺産に登録された法隆寺です。

歴史の教科書にも載っていて修学旅行の定番でもあり、日本では知らない人が居ないのではないかと思われるほどの有名スポットです。

今回は、地元民が楽しむ法隆寺という観点から紹介してみたいと思います。

奈良らしいおおらかさを味わう


法隆寺は、ファミリーでの訪問が一番向いていますが、カップルも多く訪れます。

境内へペットとともに入場することもできます。

無料で拝観できる西大門から東大門のエリアを、夕方の犬の散歩コースとして利用している地元住民もちらほら見かけます。

奈良の観光スポットは、こういう面にとても寛大で、そのおおらかさも奈良の魅力の一つになっています。

車での参拝となると、国道25号線沿いの120台収容の法隆寺観光自動車駐車場が広くて一番停めやすいです。

しかし法隆寺の門前にはレストランやカフェ、お土産物屋が並んでおり、そちらで食事や買い物をすれば、そのショップの駐車料金が無料になるという裏技もあります。

電車なら、JR法隆寺駅から徒歩約20分、または奈良交通バスの法隆寺門前バス停からすぐです。

駅から徒歩で向かう場合は、県道5号線を北へまっすぐ突き当りまで歩くと迷わずに行けます。

境内各所にトイレがありますが、中でも夢殿の門前右手にあるトイレは、立派な寺院建築の雰囲気で、こんなところでも古刹らしさを感じられます。

朝は修学旅行生が多く、昼は外国人を含めた観光客が多いですが、夕方になるにつれ人は減ってきます。

17時を過ぎると南大門、西大門、東大門とすべての入り口が閉じるので、広い境内を考慮に入れると14時くらいには到着しておきたいです。


見どころといえば、五重塔がある西院伽藍と、夢殿を中心とした東院伽藍で、教科書やポスターで見る景色を目の当たりにできます。

拝観料は、東院伽藍、西院伽藍共通で1500円で、東院伽藍だけだと300円です。

しかし法隆寺は、無料のエリアもかなり広いということはあまり知られていません。

国宝西円堂がオススメ

地元民としては、無料でお参りできる国宝の西円堂を是非回っていただきたいです。

高台から見下ろす五重塔の景色は素敵で、西円堂のご本尊薬師如来像は行基菩薩の作とされ、耳の病気にご利益があると言われています。

また、このエリアには、あまりにも有名な「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」の鐘があります。

正岡子規も聞いた鐘で、毎時ちょうどには、鐘を撞く現場も見られます。

法隆寺を訪れたら、是非ともこの鐘を見学してもらいたいです。意外と知られていないためか、このエリアはいつもすいていて、法隆寺の穴場的なスポットです。

お土産物は、門前にたくさん売っていますが、西院伽藍から東院伽藍へ向かう参道に、法隆寺公認の屋台が二件並んでいます。

奈良らしいTシャツなどが多数揃っていて、見るだけでも楽しいです。

門前の食事処の名物として有名なのは梅うどんで、疲労回復にもぴったりです。

奈良名物の柿の葉寿司とともに各店セットのメニューが揃っています。

三輪そうめんや茶粥といった奈良を代表する郷土食も味わうことができます。

おすすめの季節

法隆寺のある斑鳩(いかるが)といえば、コスモス畑の風景を思い描く方もおられると思いますが、法隆寺は古くから神聖な場所で、そういった彩とは無縁のわびさびの世界です。

しかし自然体の季節を感じることができる貴重な時期が桜と紅葉です。

このシーズンも特に混雑することはなく、季節の色に飾られた貴重な法隆寺を見ることができます。

まとめ

法隆寺を訪ねると、南大門からそのまま五重塔へ向かうのが定番ですが、拝観入り口を一度通り過ぎて、30分ほどで回れる西円堂を訪ねてみてください。

西円堂だけでも私の個人的な評価は5点です。

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