金運アップの強力パワースポット
<画像:信貴山朝護孫子寺>
奈良県の北西部平群町にある、信貴山朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)を紹介します。
信貴山の名は、かつて聖徳太子が信ずべき貴ぶべき山と名付けたことに始まります。
その後、太子が毘沙門天を刻んで朝護孫子寺が誕生しました。こちらをおすすめする理由は、金運アップの強力なパワースポットだからです。
賑やかで華やかな境内
同じ古都である京都と比べ、奈良の古い寺院は静寂で包まれているところが多いのですが、朝護孫子寺はそんな奈良にあって、珍しくとても派手な雰囲気が漂います。
この華やかな境内へ一歩足を踏み入れると、金運上昇に繋がりそうな感じがします。商売をされている方の参拝が多いのも頷けます。
出典:http://www.sigisan.or.jp/
寺院、特に古刹となると子供さんは飽きてしまうこともありますが、朝護孫子寺には大小さまざまな虎の像が置かれています。
中には四国八十八ヶ所巡りのように虎の頭から入場するといった工夫が凝らされているものもあるので、子供さんも楽しめます。
金の虎、銀の虎など、数々の虎のモニュメントを見つけながら寺院を楽しむといった趣です。
虎だらけの理由は、毘沙門天が寅年、寅の日、寅の刻に出現したからと言われています。
かつては朝護孫子寺の門前までケーブルカーがあったのですが、現在は廃止になってしまいました。
そのため公共交通機関ならJR王寺駅、近鉄信貴山口からの本数の少ないバスとなり、主に車での参拝となります。
しかし、かつてのケーブルの廃線跡が現在はハイキングコースとして再利用されており、枕木が残っている緑深い道は情緒があるので、たっぷりのマイナスイオンを浴びながらこの道を歩いてお参りするのも良いものです。
境内のすぐ近くに2カ所、合計150台収容の駐車場があります。普通車で一日500円です。
トイレは境内入り口と本堂の手前にあります。
朝護孫子寺は、初日の出が拝めるスポットでもあるため、お正月は大勢の人が訪れますが、それ以外の時期は大きな混雑はありません。
おすすめは紅葉の時期
<画像:信貴山朝護孫子寺>
朝護孫子寺は夜間の参道を歩くことができます。
お昼の華やかさとは全く違い、しっとりとした古刹の雰囲気が漂っている境内です。特に夜桜、夜の紅葉はライトアップされて、石灯籠には明かりが入れられ幻想的です。
更に朝護孫子寺から北へは生駒信貴スカイラインが走っており、道中からは大阪・奈良の夜景がとても美しくムード満点なので、カップルにおすすめします。
また、朝護孫子寺へ向かう谷には国の有形登録文化財である赤い開運橋が架かっています。縁起が良いと言われているので是非、渡ってくださいね。
橋の真ん中にはバンジージャンプもあるので、興味がある方は是非。
金運上昇の朝護孫子寺ですが、その中でもよりパワーを貰えるのが銭亀堂で、毘沙門天の使いである銭亀善神をお祀りしています。
一億円札とお守りを買って、置いてある石臼を回すと金回りがよくなると言われています。
お土産は、観光寺院としては珍しくバラエティーに飛んでおり、春には阪神タイガースが必勝を祈願し朝護孫子寺にお参りする縁で、タイガース関連グッズも売られています。
また、本堂の上り口にある霊宝館では国宝の信貴山縁起絵巻を見ることができ、精巧なレプリカが販売されています。
食事処は、開運橋の界隈に並んでいます。ケーブルカーの廃線跡からの参道沿いにもラーメン屋、カフェなどの新しいお店が出来ています。
個人的には、紅葉の時期の朝護孫子寺が一番好きです。
特に大銀杏が見事な黄色に染まる頃がおすすめです。なお、紅葉の時期の大銀杏は夕方に日が当たらなくなるので、午前中がベターです。
まとめ
境内が黄色の虎だらけという時点で金運上昇を感じられ、そこに銭亀善神までおられるという強力なスポットです。
ご利益抜群なので、是非華やかな朝護孫子寺を訪ねてみてください。
個人的な評価は4です。