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歴史の転換点、談山神社は桜と紅葉の名所

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歴史の転換点に立ってみよう!

<画像:談山神社>

歴史の授業で習った大化の改新、その密談が行われた談山神社(たんざんじんじゃ)を紹介します。

現在は、歴史の舞台というより紅葉スポットとして有名になっていますが、身をもって歴史を学べる好適地です。

談山神社(たんざんじんじゃ)へ向かう

<画像:談山神社>

日本で唯一、現存する木製の十三重塔があることからも分かるように、談山神社は明治の神仏分離令までは妙楽寺という寺院でした。

十三重塔は中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)とともに、大化の改新を成し遂げた藤原鎌足の墓所と言われています。

談山神社は、古代史を体感できるだけでなく、四季折々の景色がとても美しいスポットなので、自然、歴史好きならどなたでも興味を持てる場所だと思います。

また、境内にはその名も恋神社というロマンティックな神社があり、恋に効くパワースポットとして若い女子の参拝も多いです。

歴史ある神社なので、仏教を含めた宝物を所蔵しており、期間限定で公開されるほか、大規模な祭も多く開催されます。

<画像:談山神社>

公共交通機関なら、近鉄・JR桜井駅から談山神社行きのバスが唯一の交通手段となります。

明日香村のレンタサイクルで足を延ばすというのもありますが、かなりの急坂なので体力のある方限定です。

現在も明日香村からはかつての参道がついており景色も良く素敵な道なのですが、夏場はところどころ草に覆われてしまい、歩くことが困難になってしまいます。

また桜井駅を往復するバスは一時間に一本程度で、復路は18時前が最終便なので、こまめに現在時刻を確認しつつ参拝してください。

車なら桜井市方面から県道37号線あるいは明日香村方面から県道155号線の二通りのコースがあります。

県道155号線のほうが景色も良く、道幅も広いので走りやすいです。
駐車場は計5か所、200台収容可能です。

<画像:談山神社>

それでも紅葉のシーズンには停められず頻繁に渋滞を起こしますが、それ以外の時期は混雑することはないです。

トイレは、駐車場にも、境内にもあります。

グルメスポットとしては、門前と多武峰観光ホテル内にレストランがありますが、イベント開催時や紅葉のシーズンは大混雑するので、お弁当などを持参する方が良いでしょう。

境内で食べる場所はないですが、境内から続く談山や御破裂山(ごはれつざん)ではシートを広げて食べられる場所があります。

談山神社は、紅葉以外に桜、紫陽花、運が良ければ雪景色も楽しめる風光明媚な場所でもあります。

特に道を挟んだ南山荘の庭から眺めると、神社全体を見渡せて圧巻です。

ポスターなどでもよく写真が使われる無料の撮影スポットなので、是非寄ってみてください。

談山神社の周辺

<画像:談山神社>

談山神社があるエリアは多武峰と呼ばれ、大化の改新に関わる数多くのスポットが点在しています。

一つ目は、談山(かたらいやま)です。

談山神社の境内から石段を上った静かな場所にあり、まさにここで中大兄皇子と藤原鎌足が、蘇我入鹿の暗殺計画を練ったと伝わる場所です。

さらに上ったところには御破裂山があり、山頂から藤原鎌足は蘇我入鹿の邸宅がある甘樫丘(あまかしのおか)を眺めていたという伝説も残っています。

現在は大木が茂って眺望が効きません。

駐車場からすぐのところには、鎌足の子で奈良時代の政治家として大活躍した、藤原不比等の墓所と伝わる十三重の石塔も建っています。

また、県道155号線を少し下った上(かむら)という集落には、気都倭既神社(けつわきじんじゃ)があります。

暗殺した蘇我入鹿の首に追い回された藤原鎌足がここまで逃げてきて「(入鹿の首は)もう来ぬだろう」とつぶやいたという伝承があり、もう来ぬが訛って茂古の森になったと言われています。

談山神社の拝観料は大人600円です。門前には地元産の串刺しの茹でこんにゃくが売られており、素朴な味がたまりません。

まとめ

朱色の談山神社は、あおによしの奈良らしさを感じられます。
個人的な評価は5です。

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