少し過激なタイトルですね(笑)
「死ぬまでに一度は行きたいよね。」
「そうだね。」
いつからか妻との合言葉のように繰り返されていたやり取りです。
「夢と魔法で冒険とイマジネーションの世界」東京ディズニーリゾート。
ではなく、米国アナハイムにある元祖ディズニーランド、聖地ディズニーランドでした。
ここは年に何度も名古屋と浦安を往復していた我が家が手を出せないでいた憧れの場所です。
なぜ手が出せないか。
・何せ時間がかかる。
東京ディズニーリゾートであれば、二泊三日で済むものが、アナハイムまで行こうと思えば最低でも五泊七日は欲しいところ。そんなにまとまった休みを取れるタイミングは限られる。
・何せ高い。
東京ディズニーリゾートであれば、名古屋在住の我が家三人0泊3日の日程で強行すれば¥7万に抑えることも可能なのに、アナハイムに行くとなれば閑散期でも一人¥25万程度。繁忙期ともなれば一人¥50万は覚悟しなければなりません。
繁忙期価格×家族3人=¥150万
という訳で、「死ぬまでに一度は行きたいよね」となっていました。
そうやって溜め息ばかりついていた時に、突然一ヶ月後の平日にまとまった休みを取れることになったら、どうしますか?。
平日なら¥75万で済みます。
悩みました…
それはそれは悩みました。
半額で済むとは言え ¥75万は大金です。
将来に備えて貯金しておくべきでは?とも考えました。
迷っていた私の背中を押したのは、妻の言葉でした。
「20年後に時間ができたとき、健康でいられるとは限らない。それに親の介護もしなくてはいけないかもしれない。今なら家族も親も皆元気だし、お金も準備できる。これはチャンスなんじゃないの?」
その言葉でよくわかりました。
「あっ。こいつ行きたいんだ。」と。
という訳で、米国アナハイムディズニーランドへの旅行が決定しました!(笑)
準備した事
写真:ショースケジュールとパレードスケジュール表
早速HISに行き、飛行機とホテルの空きの確認です。
ここで米国に行くのに条件を設定しました。
「仕事を休める日に飛行機、ホテルが予約できること。予約できなかったら諦める。」
こういう時ってなぜかドンピシャリと予約できるんですよね。値段も想定していた予算に収まったので即契約しました。
ちなみにこの時、米国まで行くにも関わらずディズニーランド以外の観光は全く考えませんでした。
理由は二つ
・ディズニーランドだけに集中することで、徹底的に満喫して記憶に刷り込むため。
・英語が全くできないので、ディズニーランド以外の場所に添乗員なしで行って、無事に日本に帰る自身が無かった。
主に二つ目の理由が大きいです。
なぜかディズニーランドなら英語ができなくてもなんとかなると思ってしまったんですよね(笑)
その後急いで家に帰り、Disneyland RESORT IN CALIFORNIA (公式)Disneyland RESORT IN CALIFORNIA (公式)日本語サイトを開きショースケジュールとパレードスケジュールをチェックしました。
それを表にして妻とチェックです。
何日目の何時からこのショーを見て、それが終わったらここに移動してこのショーを見る。
途中でここを通って移動してこのキャラクターと写真を撮って、このショップでこのデザートを食べる。
何日目の何時からこのアトラクションに乗って、その後このショーのファストパスを取ってからここに移動してパレードの場所取りをする。
等々。
この時になって初めて、ディズニーランド60周年のイベントを行っているということを知りました。
本当に運命的なめぐりあわせで、パズルのピースがぱちりぱちりとはまっていくのを感じました。
憧れの聖地へ
そうして準備を終えて出発日当日、セントレアから成田、成田からロサンゼルスへ合計11時間15分の移動です。
ビールを飲んで寝ていればすぐ着きます(笑)
おまけに成田夕方出発、ロサンゼルス昼前着なので、寝て起きて着いてました。という人も多いのではないでしょうか。
空港でHISの現地の方に迎えに来てもらい、その方の運転でホテルまで。
所要時間は1時間。
ついでにチェックインまで代行してもらいました。
ツアーを頼んで本当に良かったと思います。
ホテルはディズニーランド近くの普通のホテルです。
パークまで徒歩10分。
寝に帰るだけなので、何も問題ありませんでした。削れるところは削っていかないと。
初日は昼から閉園時間を過ぎるまで遊び倒して、パークを出たのは23:30頃になりました。そんな深夜にアメリカの街を歩くのはとてつもなく心配でしたが、何も問題ありませんでした。
人いっぱい。
パーク周辺の道はどこかのホテルに帰っていく人で溢れ返っていました。
ちなみにこの日の閉園時間は22:00。
閉園時間を過ぎても誰も帰ろうとしないし、帰そうともしない。むしろ盛り上がっていたように思います。
完成しない場所
ディズニーランドが完成することはない。
世の中に想像力がある限り
進化し続けるだろう ウォルト・ディズニー
と言われた通り、世界中のディズニーランドは進化を続けています。
東京でも2019/7/23にディズニーシーで新しいアトラクションがオープンするし、2020年、2022年にそれぞれランドとシーで新エリアのオープンも予定されています。
これはアナハイムのディズニーランドも同様で、2019/5/31に新しくスターウォーズをテーマにしたエリアが登場していますし、2020年にはマーベル・ランドのオープンも予定されています。
我が家が行ったディズニーランドと、今のディズニーランドはすでに別物といっても過言ではないでしょうが、それでもせっかくなので、滞在中に何度も足を運んだアトラクションを紹介します。
ディズニーランド ロイヤル・ホール:ファンタジー・フェア
ディズニープリンセスに会えるグリーティング施設です。一度並べば3人のプリンセスに会えます。
ピクシー・ホロー
ティンカーベルやその仲間たちに会えるグリーティング施設です。
ペイント・ザ・ナイト
開園60周年イベントの時に公演されていました。夜のパレードです。その気になればこのパレードの紹介だけで1,000文字超えることもできますが、今はもう・・・。
2日目に見てから、予定を変更して3日目、4日目もパレードを見るために通い続けました。
香港に行けば、香港バージョンのパレードを見ることができます。
ディズニーカリフォルニアアドベンチャー
・ラジエーター・スプリングス・レーサー
映画「カーズ」の世界を体験できる、世界にここだけの大型アトラクション。
・ハイペリオン・シアター
今は映画「アナと雪の女王」をテーマにした本格的なミュージカルショーを上演していますが、60周年の頃は「アラジン」のミュージカルを上演していました。
お土産はプレミア価格
アナハイムに行くことは周囲に言いふらしていたので、お土産を買って帰らないわけにはいきませんでした。
しかし、大量に買わなければならないし、でもかさばると大変だし、というわけで、お土産はディズニーダラーにしました。
ディズニーダラーとは、ディズニーランド内で使える紙幣で、$1、$5、$10紙幣がありました。
これを大量に購入して小分けして、配布しました。かさばらなくってとっても大助かり。
が、あまり評判はよくありませんでした。
なにせ日本では使えませんから(苦笑)
しかし、このディズニーダラーですが、2016/5に販売が終了して現在ではプレミアがついて、デザインにもよるのでしょうが結構なお値段がついているみたいです。
感謝してよね。
そして100年へ
5泊7日の日程を終え、撮影した写真やビデオを整理しながら思い出にふけっている最中、ふと気が付きました。
今60周年のイベントをやっているということは、40年後には100周年のイベントを絶対やるに違いない。
そして40年後ならまだ生きてると思う。いや、生きている。行けないことはないな、と。
その時、私の人生の最終目標が決定しました。
40年後ならたぶん娘も結婚して、孫もいるだろう。孫も結婚してるかもしれない。
孫の相手もひっくるめて、100周年のディズニーランドに連れて行こう。
死ぬまでに一度は行ってみたい場所だったアナハイムのディズニーランドは、今は家族全員揃えて連れていく場所になっています。
評価:4.9/5満点
理由:ペイント・ザ・ナイトのサウンドトラックが売ってないのです。日本では当たり前のようにショー開始と同時に発売されるCDですが、米国では売っていなかったので-0.1です。