常識が吹っ飛んだ!大人も子どもも楽しめる養老天命反転地

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養老天命反転地(ようろうてんめいはんてんち)って何だ???

岐阜県大垣と言えば、養老の滝。養老の滝に行くなら「養老天命反転地」に行きましょう。っと先輩に誘われて付いて行きました。

この長い名前の場所は一体何なんでしょうか?

話しを聞くと荒川修作と言う芸術家のアート作品であり、アスレチックの公園のような所らしい…。

アート作品ではあるが美術館というわけでは無い?
というぐらいの情報だけで向かいましたが、ここはとんでもなく楽しい所でした。

地図で確認してみて下さいね

作者の想いとは?

養老天命反転地は、岐阜県養老の滝のふもとにある養老公園の隣にあります。

荒川修作とマドリン・ギンズの二人の芸術家によって作られたアート作品で、広大な敷地内にはいくつものパビリオンがあって、「見る」「触る」「登る」など、体験型アート作品となっています。

常に傾斜のある地面や、真っ暗な空間など、作品には普段使っていない感覚を研ぎすまさせようとする仕掛けがたくさん盛り込まれています。

「人は天から授かった命(天命)に生まれ、死に向かい続ける宿命である」と言う事を覆そうとする場所、それが「天命反転地」なのです。

あえて不安定な足場を進む事で単純な動作ですら意識して行わなければなりません。

このような場所で死に抗うという作者のテーマは果たしてどのように伝わって来るのでしょうか。

甘く見ては行けない!しっかり準備を整えて行こう

入場料は大人一人750円で、小中学生・高校生のみの入場は不可となっているのが特徴的です。

チケット売り場を入るとすぐにミュージアムショップがありここで荷物預けるコインロッカーや、運動靴やヘルメットなどが借りられます。

敷地内は傾斜がとても多く平衡感覚がおかしくなります。

女性でサンダルやヒールの方は是非レンタルの靴を利用することをオススメします。またスカートなども避け動きやすい格好が良いでしょう。

中には監視員も居ますが、怪我人もよく出るそうなので油断せずにしっかり準備して行きましょう。

トイレは入ってすぐの養老天命反転地記念館内と敷地内の奥との2カ所のみなので、最初に済ませて置いた方が良さそうです。

そしてもちろんトイレも一筋縄では行きません。

この記念館内にあるトイレも内装は真っ黄色(女子トイレ)!他にも不思議な仕掛けがたくさんあります。是非トイレも楽しんでください。

パビリオンでの遊び方は自由!

中には名前の付けられた、いくつかのパビリオンがあります。

まず最初に登場するのは『昆虫山脈』。

たくさんの岩が積み上げられていて、そこを大人も子どもも登って行きます。足だけでは不安定なので手も使い、まるで昆虫のように岩を登ります。

登っているときも楽しいですが、一心不乱に登る他人を眺めるのも面白いです。

「ちゃんとした大人」として働く私達が、ただ岩を登るのに一生懸命になってしまう感覚にちょっとした開放感を感じます。

また他にも『白昼の混乱地帯』や『もののあわれ変容器』など個性的な名前のパビリオンが続きます。

迷路のようになっていたり、突然ソファやキッチンが壁や天井に埋め込まれていたり、家庭や日常が歪んだ形で現れています。

敷地内の1番高い所へ向かう道は、背よりも少し高い壁に囲まれた人一人通るのがやっとの細い道を進みます。

これは一本道のため、前から降りてくる人がいたらすれ違う事が出来ません。

ちょっと開けた場所までどちらかが戻るか壁を登って壁の上に逃げるかなどしなければなりません。

最初は壁に登るなんて非常識かと思いましたが、だんだんそんな気持ちがどうでもよくなり、向かいから人がやってくるのを感じると壁に登り上で待っていたりしました。

この時点で私たちは随分身体の色んな感覚が、研ぎすまされて来ていたんだなって思います。

作者のテーマ「死」についてどう感じたか?

細い道を他人とすれ違いながら進み、辿り付くのは敷地内の1番の高台です。ここから眺めると今日体験した全てのパビリオンを眺める事が出来ます。

緑溢れる景色の中異質に存在感を示す養老天命反転地は、はっきりと言葉でわからなくても身体の色んなところで作家のメッセージを受け取った気がします。

常識が通用しない世界に放り込まれ不安定な足下を進んで行き、登れるか分からない所を無理矢理登ってみたりしているうちに、この不思議な世界で一生懸命生きようとしている自分がいます。

また自分だけでなく、他人気配を感じさせようとする作者の仕掛けもたくさんあり、ふと普段街にはこんなに人で溢れているのに、他者を意識して生活していないっ!と気づかされたりしました

まとめ

養老天命反転地に居るときはただただその場に夢中でしたが、こうして少し時間が経ってから思い出すと、また違った見方にもなります。

ここでの体験が自分の中に何かしらの形で残ったんだなって不思議な感覚です。

とにかく頭で考えるのではなく、行って楽しんじゃおう!でも十分楽しめ、お子さんと行っても喜ばれると思います。

個人的な評価は4!
一度は訪れてみて欲しい場所です。

 

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