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奈良県吉野郡、金峰山寺を訪ねてみた

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ゆったり吉野を味わおう!


今回は、奈良県吉野郡にある金峯山寺(きんぷせんじ)の紹介です。

桜で全国的に有名な名勝吉野山にあり、ユネスコの世界遺産にも登録されている歴史ある寺院です。

桜の時期の賑わう雰囲気も素敵ですが、それ以外のシーズンは静寂に包まれた修験道の聖地を感じることができます。

今回は主に、桜以外の時期の金峯山寺の魅力を紹介していきたいと思います。

聖地としての金峯山寺

<画像:金峯山寺>

金峯山寺がある吉野山へは、車でも電車でも便利ですが、車で訪問の際は、金峯山寺付近には駐車場がなく、また参道の幅が狭いので、吉野山のふもとにある400台収容の下千本駐車場の利用をおすすめします。

駐車料金は、桜の4月が1500円、紅葉の11月が1000円ですが、それ以外の時期なら無料です。

電車の場合は、近鉄吉野駅から七曲りの坂道を歩くと約40分、吉野駅前からロープウェイに乗って山上駅からならば徒歩で約10分です。

七曲りの遊歩道は情緒があるので、個人的には歩くのが好きです。

2016年には、近鉄の観光特急「青のシンフォニー」が大阪阿部野橋駅から吉野駅を一日2往復しており、車内限定の食事やお土産もあり、贅沢な気分で吉野へ迎えると大人気です。

金峯山寺へは上りの一本道で、参道沿いにはお土産物屋、旅館、食事処が並んでおり、珍しい焼き物や、時期によっては鮎の塩焼きなどがあるので、気になるショップを訪ねながら歩くとより一層楽しいです。

そして、道中には世界遺産登録の金峯山寺銅鳥居や、吉野から大峰山へ続く金峯山への総入り口である黒門など、見どころが点在しており、次第に聖地らしくなっていきます。

金峯山寺から石段を下ったところに皇居跡公園があり、そちらに多機能トイレがあります。

桜の時期の大混雑を知っていると、普段も人が多いのではと思ってしまいがちですが、観桜期以外はゆったりと過ごせます。

春と秋には、秘仏の本尊金剛蔵王大権現の御開帳があり、後ずさりしてしまいそうな姿で迫ってきます。

季節を感じる

<画像:金峯山寺>

前述の、近鉄吉野駅から金峯山寺へ向かう七曲りは、紅葉と紫陽花がとても美しいスポットで、高地なので紫陽花は平地よりやや遅れて咲き、紅葉は少し早めに色づきます。

紫陽花は6月中旬~7月中旬、紅葉は10月末から12月初旬まで楽しめます。

金峯山寺付近の紅葉の特徴は、まず先に桜の葉が色づき始め、桜の葉が落ちたころにカエデの葉が赤くなってくるので、長い期間味わえます。

紫陽花、紅葉ともに、イベントが開催されて、夜間のライトアップもあり、一段と美しい景観が楽しめます。

ひとつ気を付けてもらいたいのは、山間部なので紅葉の時期の夜はとても冷えることです。

昼間はぽかぽかしていても、日が暮れると一気に気温が下がるので、羽織るものを持ってお出かけくださいね。

お土産で一番のおすすめは、ひょうたろうの柿の葉寿司で、数ある奈良名産の柿の葉寿司店の中でも、ことさら多くのファンを持っています。

製造2日目のものが塩気の馴染みが良く美味しいとのことなので、前日までに予約をしたほうが美味しく頂けます。

中井春風堂の葛餅もおすすめです。こちらはTVでも有名な店主が店頭で名人芸の実践販売を行っていて、写真や動画を撮ることもできるので、とても楽しいです。

ランチやカフェのお店も増えてきており、リーズナブルなお店から高級なレストランまで揃っています。

まとめ

かつて役行者が修行の聖地に選んだ吉野山を代表する金峯山寺蔵王堂、日本の木造では東大寺大仏殿に次ぐ2番目の巨大建築です。

御開帳の時期に訪ねれば、その本尊にも圧倒されます。

吉野イコール桜のイメージばかり先行していますが、実は桜以外の時期こそが、吉野山、そして金峯山寺を味わえる絶好の時期だと思っています。

個人的な評価は5です。

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